夢と欲望のコスメ戦争 (新潮新書)
夢と欲望のコスメ戦争 (新潮新書)
夢と欲望のコスメ戦争 (新潮新書)
新潮社 新潮社
¥ 714
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化粧品マーケティング
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■化粧品業界の熾烈な競争の舞台裏を中立的に見つめた本。 評価4 日付2008-07-04世に溢れる女ヂカラ・乙女心・女子魂をくすぐり掴もうとする化粧品業界(主にメーカー)の熾烈な競争の舞台裏を中立的に見つめた本だと感じました。メーカーやメディアが発信する情報を無批判に賛美するわけではなく、ナンセンスなバッシングにも距離を置いて冷静に対し、「夢見がちなリアリスト」のコスメユーザーでもある女性による客観的なレポートだという印象で、好感の持てる一冊でした。
内容は「美白」「リップメイク(主に口紅)」「アイメイク」「ナチュラル志向」「アンチエイジング」「百貨店チャネル」「PRにおける情報戦」の7章から成っています。前半からの5章は化粧文化やトレンドの歴史なども紐解きながら、各メーカーが繰り広げた技術開発からプロモーションまで様々な競争を簡潔にポイントを押さえつつ、普段は表舞台に出ないOEM企業の活躍にまで言及していて興味をそそります。
最後の2章は、「チャネル」「メディア」という戦場の舞台裏に迫っています。化粧品ビジネスのトレンドに大きな影響を与える百貨店、女性・美容情報誌や美容ライター・ジャーナリストたちへのアプローチや駆け引き、共同がどのように行われているかを深堀りしています。
全体を通して偏りのないスタンスでコンパクトにまとめつつ、適度に批評も加え、興味深いネタも随所に盛り込まれています。化粧品業界に関わりたい方や関わって日の浅い方、さらっと全体像を把握したい方、コスメが大好きで自らクチコミしてるような方々にオススメできそうです。特に、メーカーやメディアの流すうわべだけの情報に踊らされがちなコスメブロガーやクチコミニストたちにとって、夢見るリアリストとしての姿勢も学びうるのではないかと感じました。
■おもしろかった! 評価4 日付2008-06-09うすうすそうではないかな、と思っていたことが、やはり、、と理解できました。分かっていてもなかなか行動が変らないのが現実です。
■化粧品のマーケティングに関わる人の入門書に 評価4 日付2006-01-29 日本における化粧品市場の変遷、化粧品の流行、さまざまなチャネルにおける化粧品販売の現場など、化粧品のマーケティングに関わるさまざまなトピックスがわかりやすくまとめられている。
純金よりもグラム単位で高価な化粧品が売れている現実。美白、ガングロがもたらした意外な所への影響、目力ブームを支えた鉛筆業界など、さまざまなテーマをユニークな切り口で紹介し、文章も簡潔にまとめられて読みやすくまとめられている。
同著者による「最前線 化粧品業界 知りたいことがスグわかる」(こう書房)と合わせれば、化粧品業界の成り立ちを簡単に一望することができる。
これから化粧品業界を目指す人、化粧品のマーケティングに携わったばかりの人におすすめの一冊。
■男が読んだ感想 評価4 日付2005-05-07化粧品業界の変遷、メイクの流行の変遷をおった本書は男の私としては非常に興味深く読む事が出来た。個人的には、戦時中にも化粧は禁止されなかった事実、美白は外国人への憧れから生まれたものではない、ということを驚きとともに知ることが出来た。また大手ブランドと通販ブランドの戦略の違い等興味深い記述が盛りだくさんであった。
女性の化粧に対する思いを再確認しました。
■隙間をついた切り口 評価5 日付2005-04-09化粧品を使う身にとって、徹底糾弾ではない、ヨイショ持ち上げではない、この位の湯加減が何とも心地よい。
「わかっちゃいるけど…」使いたいんだもの。
「わかっちゃいるけど…」使わないなんていやなんだもの。
そんな心理を著者自身が実感として包み込んでいるから、辛口な実態もパロディ的に楽しめる。
特に、80年代初頭あたりから化粧に馴染み、1ブランドのめり込みではない化粧品ユーザーにとっては、「おもしろすぎ!」な切り口だ。
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