花の品種改良入門―初歩からバイテクまで
花の品種改良入門―初歩からバイテクまで
花の品種改良入門―初歩からバイテクまで
誠文堂新光社 誠文堂新光社
¥ 2,940
植物育種学
植物改良への挑戦―メンデルの法則から遺伝子組換えまで
植物の生存戦略―「じっとしているという知恵」に学ぶ (朝日選書 821) (朝日選書 821)
■良質な一般人向け入門書 評価5 日付2006-10-12一般人に自分たちが行ってきた技術をやさしく伝えようとする姿勢が
ひしひし伝わるいい本です。
「2章 主要な花の品種と交配技術」にあがっているのは
キク(6)、バラ(7)、ツツジ・サツキ(5)、チューリップ(4)、ユリ(9)、ハナショウブ(5)、パンジー(5)、ペチュニア(3)、プリムラ(5)、ラン(4)、アサガオ(2) の11種。()内頁数。
2人の著者のうち、岡崎桂一さんが担当。
私はバラをしようとこの本を求めました。
バラの項には系統の歴史と、交配方法が述べられただけでしたが
他の章に、さなざまな交配技術が図入りで載っていて
その中の戻し交配の考え方が参考になりました。
他にも倍数体、突然変異など自然由来のものから、
株や種の放射線照射のお得な申込み方法まで、
技術は一通りもうらされています。
手取り足取りではありませんが、全体を知るに過不足なし。
「1人でやるなら100株までを見る目安にした方がいいんじゃないか」
「楽しむところもないと長続きしないもの」
「筆者のひとりは、キャベツの交配でアブラナ科植物の、イネの交配でイネ科植物の
花粉アレルギーになった。気をつけて」など
読む人への思いやりと、少しの仲間意識が感じられるのも、
いいです。
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