ファイナンシャル・マネジメント―企業財務の理論と実践
ファイナンシャル・マネジメント―企業財務の理論と実践
ファイナンシャル・マネジメント―企業財務の理論と実践
ダイヤモンド社 ダイヤモンド社 Robert C. Higgins
¥ 3,568
企業財務は専門職だ。学識経験者によって裏打ちされている理論と、自社の経営状況、そして外部の金融市場環境を見て、経営を支える財務戦略を決めていく。
本書はタイトルどおり「財務管理」の理論を教科書的にまとめたもの。企業の財務業務のなかで発生するシチュエーション別にいくつかの選択肢が示され、それを比較した分析がまとめられている。たとえば、負債による資金調達のメリットとデメリット。その視点はインフレの影響、節税効果、倒産リスクなど多岐にわたる。理論がただ、漫然と併記されている財務関連本よりも読者の理解を深めやすい形となっている。
ただし、気が向いたときにちらりと読むというより、企業財務理論をしっかりと身につけるつもりで手に取りたい本。本文中に専門用語の解説は織り込まれているものの逆引きはできない。ある程度の財務知識が前提となっている。(青木 明)
「会計戦略」の発想法
コーポレート ファイナンス(第8版) 上
コーポレート ファイナンス(第8版) 下
道具としてのファイナンス
MBAバリュエーション (日経BP実戦MBA) (日経BP実戦MBA)
■重要トピックの上手な説明 評価4 日付2008-08-20本書はNPV,IRR,EVA DCF法といったコーポレートファイナンスの重要トピックを順を追って、非常に分かりやすく説明してくれます。
ただし、個々のトピックは上手に説明されているのですが、各トピックの関連性やコーポレートファイナンスの全体像に関する説明までは(紙面の都合上か)十分に扱いきれていない印象があります。
本書の良い点は著者の財務戦略に対するスタンスが一貫していることです。「財務戦略はあくまで事業戦略の補助の位置にあるもの」「定量分析偏重の数字遊びには走らず、定性的な事項も検討して意思決定を行う必要ある」といったスタンスがどのトピックの説明でも一貫しています。
この一貫性が本書の読みやすさの一助となっているように思います。
付け加えれば、時折混じる著者のジョークも面白かったです。ウィットに富んだ教授の授業を聴講しているような感覚で楽しめました。
■あらゆる部門の管理者に方にお薦め 評価5 日付2007-01-26仕事柄、財務分析に関する本は何冊も読んだが、この1冊を超える本にはなかなか会えない。この本の価値は、商品紹介「企業財務は専門職だ」に示唆されるような専門家向けの専門書ではなく、企業経営に関わるあらゆる部門の管理者のために書かれているところにある。それは本書冒頭で語られる一節「財務分析は投資家や銀行等様々な関係者にとって重要な技能であるが、企業内部ほどこの技能が必要とされることはない」によく表れている。財務数値には事業方針、生産技術、在庫・信用管理など企業の実態が反映されており、ラインのマネージャーにとって財務分析は会社の問題把握、改善策の処方、財務的重要性の予想等に資することから重要となることが具体的に説明される。財務指標の効果的利用法(経験則、業界ベンチマーク、時系列変化)、持続的成長可能性と財務政策、割引現在価値法、埋没原価、リスクを織り込んだ投資評価、事業価値判断と包括的な内容が簡潔に纏められている。あらゆる部門の管理者に方にお薦めできる1冊。
■ファイナンスの本を1冊選ぶとしたらこの本 評価5 日付2005-12-08ハーバードではありませんが、ビジネススクールでファイナンスを
主専攻にして渡された本がこの本でした。
出合ってってからもう10年以上経ちますが、ファイナンスの本を
紹介して欲しいと相談を受けたら今でも迷わずこれを勧めます。
名著です。
■最簡・最良のコーポレート・ファイナンスのテキスト 評価5 日付2005-07-15ハーバードの教科書に使われていたということから、さぞかし難しいのかと思われるが、そんなことはない。コーポレート・ファイナンスの領域における論点を、ほぼ網羅しており、まずはコーポレートファイナンスの領域を確認したいという方、再度全体像を確認したい方には向いていると思われる。非常に平易に書かれており、日本語訳にも違和感はない。
コーポレート・ファイナンスの最初の一冊としてお勧めできる。
■記述は平易で読みやすいが、コーポレート・ファイナンスの論点をほぼほぼ網羅 評価5 日付2005-07-15ハーバードの教科書に使われていたということから、さぞかし難しいのかと思われるが、そんなことはない。コーポレート・ファイナンスの領域における論点を、ほぼ網羅しており、まずはコーポレートファイナンスの領域を確認したいという方、再度全体像を確認したい方には向いていると思われる。非常に平易に書かれており、日本語訳にも違和感はない。
コーポレート・ファイナンスの最初の一冊としてお勧めできる。
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