江戸の経済システム―米と貨幣の覇権争い
江戸の経済システム―米と貨幣の覇権争い
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日本経済新聞社 日本経済新聞社
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■江戸とはダイナミックな社会なのだ! 評価3 日付2003-07-01私たちが歴史の教科書で学んだ江戸時代とは、封建社会のもと鎖国し、硬直化した静的〈スタティック〉な社会であった。しかし最近の見解では、江戸時代は私たちがイメージしているよりもはるかに流動的で動的〈ダイナミック〉な社会だったようである。
その象徴のひとつは、金貨と銀貨と銅貨がすべて本位貨幣として流通した、世界でもまれに見る〈三貨制度〉であろう。江戸の金遣いに対し大坂では銀が決済手段として使われ、庶民は銭貨を使用していた。そしてその交換レートに関して公定レートは存在していたものの、市場実勢により変動した。江戸時代には金/銀/銅貨を取り扱う為替ディーラーがいたのである!まるで現在の円/ドル/ユーロの取引のように。
明治維新は政治的には断絶なのかもしれないが、経済・社会的に連続しているのではないか、とも感じさせてくれる。
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