セブン‐イレブン覇者の奥義
セブン‐イレブン覇者の奥義
セブン‐イレブン覇者の奥義
日本経済新聞社 日本経済新聞社
¥ 1,680
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セブン‐イレブン 高収益・高集客の法則
■時系列的に捉えた労作。 評価5 日付2006-07-17セブンーイレブン関連の本は沢山あるが、一番すっきりしており、客観的だと感じました。セブンーイレブンと言えば、POSデータに基づく、在庫管理、売れ筋死に筋管理(マーチャンダイジング)、棚割り(プラノグラム)のイメージがあり、その点を強調した本が非常に多いと思います。しかし、この本では、勿論、その点に触れていますが、更に、商品開発、取引企業との緩やかなネットワーク関係(自動車業界のケイレツにも似ている?)、FCスタイルによる店主との関係性に注目しています。POS偏重でなく、セブンーイレブンを捉えた点と時系列的にじっくりとセブンーイレブンを追った点を非常に高く評価したいと思います。
■マーケテインングや経営のヒントとなる題材の宝庫!! 評価5 日付2006-06-26この本では、マーケテインングや経営のヒントとなる題材の宝庫であるセブン-イレブンの全体像を徹底した取材の積み重ねを通じて描き出しています。
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この本の冒頭で、セブン-イレブン・ジャパンの創業者、鈴木敏文会長の「消費者の行動は経済学では説明できない、心理学で考えなくてはいけない」という言葉とともに、蒸し暑い3月中旬に著者がセブン-イレブンでレジに向かおうとした時に、目に飛び込んできた冷やしそうめんがなぜか無性に食べたくなり、つい買ってしまった逸話が紹介されています。普通に考えると、そうめんは夏に店頭に出しますが、セブン-イレブン本部は売上データから「急に暖かくなるとそうめんやざるそばのような商品の売れ行きがよくなる」という事実をデータとして把握していました。そこで前日よりも気温が5度高かったこの日にそうめんを発注しておいたそうです。
単に心理学に対して造詣が深いだけでは不十分で、データで裏付けを取り、それを常に見直す習慣を持つことが重要である、ということが豊富な事例とともに示されています。
また興味を持ったのは、「原則店を見ない鈴木(会長)にとって、現場からの情報やPOSデータから吸い上がってくる販売実績は経営判断を下すよりどころである」という一節です。単純な現場主義で現場に足を運ぶという発想ではなく、「経営者は現場を徹底的に理解しなければならない。だから現場のことは数字で把握する。(把握できない部分は仕組みを作る)」という経営姿勢が貫かれており、どうしても数字で伝わらない暗黙知の部分を、FC会議等、様々な仕組みで汲み取ろうとしているのも興味深い点です。
セブン-イレブンの経営陣に対する徹底的な取材を重ねて出来上がった本書は、他では類を見ない本だと思います。
■セブン‐イレブンのこれまでの経緯 評価3 日付2006-06-14 タイトルの覇者の奥義とあるが、内容はそんな目からウロコが落ちるほどでもない。しかしながらはじめてセブン‐イレブンに興味を持った方が読むにはわかりやすいものになっているように思う。
私みたいにセブン‐イレブン関連の本を読み漁った者にはインパクトが薄い。
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