実践!PLM戦略 製造業の競争力優位の経営手法 PHPビジネス選書
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■PLMを語るには 評価1 日付2007-07-29PLMは従来から戦略及び実務において様々な立場の方々が日々研究/分析/改善してきた調達/製造/販売/物流といったサプライチェーンマネジメント(SCM)とは異なり、技術者としての立場で技術自体やCAD等のツールを中心に語られてきた世界と思います。このような領域で経営の視点で捉える製品開発領域の本は少ないため、本書は参考になるはずですが、残念ながら、著者のこの分野での経験の浅さ/薄さがかなり見受けられます。恐らく、製品開発での実務経験、情報システムの導入経験が殆どないのではないでしょうか。コンセプトとしては良いのですが、おそらく実際に実現した考え方というより、こうあるべきというレベルにとどまっていると思います。本書のすべる内容がもっと実際に適用され、現実的なものとなった時点で、また、このような本を出版していただくことを強く期待します。
■PLMを学び実践するための本 評価4 日付2006-07-17製造業のソリューションとしてSCMに代わり、PLMという言葉が聞かれるようになってきたが、PLMの考え方を説明したり実践するための具体的な案が書かれている本は、市場には少ないと思う。本誌は、PLMを学び、実践するための具体的概念を記述している。
PLMの考え方、ソリューション例、PLMとBOMとの関連、データモデリングに関する考え方などが載っている。
データモデリング(システムに必要なデータ作成の進め方)に関しては、従来はエンドユーザ任せであった部分をソリューションとして提供するための貴重な情報であると思う。
本書に載っているシステムをどのように実装するか(DBの活用、言語、パフォーマンスチューニング、プラットホームなど)の具体的例は、記述されていないので、その部分は、担当するシステムインテグレータの力の見せ所であろう。
■PLMを初めて経営的視点で捉えた書 評価3 日付2005-06-24 従来のPLM関連書籍は数も少ないが、企業収益/利益へ寄与する機能についてはっきり、詳しく書かれたものがなかった。
本書は、PLMを単なるインフラではなく、製造業における経営手法の具体的な実践方法として説明しようと試みている。製品開発関連部門の経営機能への参画のさせ方について悩んでおられる方には、新しい視点を与えてくれるだろう。
しかし、各論になると著者の性格と思われるが、いろいろなことを詰め込み過ぎているし、必ずしも公平な見方をしていないように思える。
特にモジュールの決め方lについて、顧客主導型と言っているが、制約条件には、サプライヤとの力関係(調達市場での位置付け)、自社の生産モデル、コアコンピータンスなども重要なファクターである。
また、部門間連携の本質は機能の連携であり、そのためのコミュニケーションツールとしてのBOMがあるはずであり、データ活用だけでなく、まずは製品開発にあるべき機能がどう変わったのか、そして、それを実践していくためのマネジメントとオペレーションはどうあるべきなのかという順で展開すると分かりやすいと思う。次作に期待する。
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