マツダはなぜ、よみがえったのか?

マツダはなぜ、よみがえったのか?


マツダはなぜ、よみがえったのか? マツダはなぜ、よみがえったのか?
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■マツダの事務職志望の大学生必見の一冊  (マツダの技術) x (フォードの経営) = マツダの復活 評価5 日付2008-03-07
(マツダの技術) x (フォードの経営) = マツダの復活

これの方程式が、本書のメインテーマである。


マツダに関しての本のほとんどはロータリーエンジンか特定の自動車ファンのための個々の車種についてである。また、ロータリーエンジン以外についてのビジネス書も何冊か存在するが、それらは、フォードの影響下において、いかにマツダのプロパー技術者とフォードの経営陣の間に軋轢が生じていたかについて描かれたものがほとんどである。

しかし、本書は違う。フォードのここ数年の業績は芳しくなく、業績を堅調に伸ばしているマツダにとってはお荷物であるという意見もある。しかし、現在のマツダの復活があるのは、フォードから出向してきた経営陣であり、また、ビッグ3の一角であるフォードの規模の大きさであると筆者は述べている。また、筆者がマツダ出身者でない点も、外部からの冷静な視点として参考になるのではないだろうか。

私が、この筆者の本書における論点を「(マツダの技術) x (フォードの経営) = マツダの復活」という一つの方程式に表した。一見、無理難題であり常識はずれなフォード出身の経営陣からの要求に対して、マツダの技術陣がその要求に答えたけっか、現在の復活があるということだ。

フォードからの出向経営陣が悪として描かれていないのは、本書ぐらいではないだろうか?マツダの事務職として就職を希望している大学生には、必見の一冊である。
■良書です 評価5 日付2008-03-07
自動車というとやはりトヨタ本が多い。それはそれでたいへん参考になるところがあるのだが、自動車業界に対する見方が、ともすると「トヨタ」一辺倒になってしまうきらいがある。
そうしたなかで、本書の刊行意義はとても大きいと感じた。外資フォードの経営手法と、日本人の現場技術者とが相互理解を深め、折り合いをつけながら、再建に成功していく。多少、美談的にまとめているなと感じなくもないが、綿密な取材をもとに書かれていることは明らかで説得力がある。たいへんに参考になりました。
■一度死んで蘇ってきたマツダの物語 評価4 日付2007-11-17
自動車会社であるマツダがなぜ蘇ったのかを丹念に調査した本

学者ではなくジャーナリストの書いた本であるため,少し理路整然という
感じではないがとても熱い魂が入った良い本だと思います.
著者の主張は,初めににもある,”製造業のブランド戦略は「モノつくりの力」
さえしっかり守り切れば市場で生き残れる というのは思い込みであり
「モノつくりの力」の「力」の価値を市場に伝え,浸透させ,消費者が注目し
実際に買ってもらい,さらに固定的なファンをつけること”と述べている.

その点で,RX7でなくRX8が出てきた経緯や,いろいろなマツダの事象を述べて
いる. 需要表現を的確に表したような本である.
■エントリーには最適 評価5 日付2006-11-03
RX8の開発、誕生を軸にした、マツダの企業の再建などを描いたもので、特にRX8の話はまるでプロジェクトxの内容にそのまま使えるほどの趣向だとも言えた。

 あまり私自身、車の開発などに詳しくなかったので、経営戦略などの点で面白いなというか、参考になったことがあった。

 たとえばアンフィニ、オートザムなどのブランドを多く作りすぎたために、マツダという会社のイメージを確立することに失敗し、なおかつ多様化した商品は生産ラインでコストアップを招き利益が出しにくい状況になってしまった、というのは車初心者の私でもよくわかったし、さすが日経から出ている本であるだけに、内容が明快でよかった。

 車の技術的な面に関しては私は有名な車の漫画を読んだことがあるくらいだったが、理解できたぐらいの内容だと思う。車マニアにはあまり参考にならないというか、単にヨイショのようにみえるかもしれないが、私のようなエントリーの人には十分面白い内容かと思われる。
■マツダの復活ストーリー 評価4 日付2006-09-29
 第1章は、プロジェクトX的な内容で楽しめた。第2〜4章では、こんなことをやったら会社は危ないということや、一度落ちぶれた会社はどうやったら復活できるのか、ということが分かって比較的ためになった。ただし、日産(カルロス・ゴーン)に比べると、復活のシナリオ、復活のために何をすべきなのか、ということが明確ではない。そういう意味ではゴーンに関する本を読んだほうがためになる。ただ、マツダというこれまでほとんど取り上げられることがなかった会社を題材にしているという点で読む価値はあるかもしれないが。
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