国際経済―理論と政策〈1〉国際貿易 (新経済学ライブラリ 別巻)
国際経済―理論と政策〈1〉国際貿易 (新経済学ライブラリ 別巻)
国際経済―理論と政策〈1〉国際貿易 (新経済学ライブラリ 別巻)
新世社 新世社 Paul R. Krugman
¥ 3,990
環境経済学入門
金融論
国際経済学入門II 国際マクロ経済学編
ブランシャール マクロ経済学〈上〉
計量経済学 (新経済学ライブラリ)
■国際マクロはともかく・・・ 評価3 日付2005-05-28いわゆる標準的な国際経済学の中級書の邦訳です。なので、原書自体にあたるのはめんどくさいし、かといって他に適当なレベルの本もあまり知らないし、というような大学の学部生にはもってこいの内容でしょう。ただし、次の点で注意が必要です。(1)数学的にそれほど定式化されていないので、貿易理論の扱いに関するトレーニングには向いていない(2)(中級書なので当然ですが)あくまで、貿易が行われている(もしくは行われる)状態についての基本的な設定の理解ないしは習得に重点が置かれている、という二点です。私はマイクロ理論の学習からそのまま貿易理論の学習に移ってしまったという苦い経験があります。(基礎的な事柄で知らないことが色々出てきて苦労した、または苦労しています。)ですから、基礎からみっちりやりたいという学部生のかたにはお勧めです。
■「国際」的に使いにくいとは。。。 評価2 日付2005-02-13原書は確かに米国では標準中の標準。国際金融のほとんどのクラスで教科書に取り上げられています。だからこそ、なのですが、翻訳(と編集)、どうにかならないものですか。一番困るのは、いわゆる太字の重要語句に原書の用語が添えられていないこと。例えば、「経常収支」は英語では"Current Account"というのですが、それが原文の中で添えられていない。単純に不親切です。あるいは、資産(Asset)、資本(Capital)、など原語がないと、むしろ日本語に引きづられて入らぬ誤解をする用語が結構あったりします。「国際」経済の本なのに、皮肉にも、他の海外の書籍を読むことをむしろ妨げているように思えるぐらいです。最後に、原書は既に第6版。そろそろ改訳してもいいのでは。
ということで、英語にある程度自信がある人は原書を是非。クルーグマンの主張は、英語で読んだ方が構造がわかりやすいことが多いですから。
■本当のマクロ経済学 評価4 日付2003-09-19日本の経済学部で学ぶマクロ経済学は貿易をしていない国を分析しているものです。この仮定は、現実からかけ離れている経済学の様々な仮定のうちでも最たるものの一つです。そんな非現実的な理論でも習得するとお役人にもなれますが、少しでも現実的なこちらを学んでから政策を考えた方が日本のために良いに決まっていますよね。なんでこんなことになっちゃっているのでしょうか。
■アメリカの貿易テキスト 評価5 日付2003-05-10著者のクルーグマン、オブズフェルドは、どちらも米国の学者として超一流の方々です。この本は、アメリカの学部上級から修士レベルで貿易論のテキストとして使われています。内容的には、著者の関心から、貿易政策について書かれた部分が非常に多いことにあるといえるでしょう。本で取り上げられる例が、アメリカでのことであるため、日本で用いるためには、やや使いずらい面もあります。また、コンパクトな分かりやすさを持つ日本の教科書と比べると、一般にアメリカの教科書は、長い文章で説明する傾向がありますので、なじみのない人には、最初は読むのが少し辛いかもしれません。
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