ゼネコンが日本を亡ぼす―あなたは1億円払えますか?
ゼネコンが日本を亡ぼす―あなたは1億円払えますか?
ゼネコンが日本を亡ぼす―あなたは1億円払えますか?
明窓出版 明窓出版
¥ 1,365
マンション建設現場のウラ話・ここまでバラせばクビがとぶ
小説 ザ・ゼネコン (角川文庫)
談合の経済学―日本的調整システムの歴史と論理 (集英社文庫)
■認識度の高さが伺われる書物です!! 評価5 日付2005-09-13私は欠陥マンションに悩むマンション住民です。今日まで欠陥住宅や欠陥建築に関する色々な書物を近くの図書館や書店で見てきましたが、ようやく古舘 真氏著作の「ゼネコンが日本を亡ぼす―あなたは1億円払えますか?」に出会えました。本書物はこれまでの書物とは全く異なる魅力を有す良くできた書物であります。
すなわち、欠陥建築がどのようにして発生するのか、また、そのような欠陥建築が建てられる主たる原因がどこにあるのかを、極めて明確に指摘・警告している点が他書と大きく異なる顕著な点であります。更に、建築業界を取り巻く偽らざる現状を自らの経験を基に包み隠さず報告している点も、我々一般読者には新鮮であるとともに、ある意味「やはりそんな事だったのか!!」と妙に納得させられる貴重な裏事情が詳述されています。
古舘 真氏の本書物は一読に値する素晴らしいものがありますので、欠陥住戸等で悩まれている皆様にも、是非とも本書をお勧め致したく思います。
■業界の裏側にある衝撃の事実 評価5 日付2005-09-11大手ゼネコン元社員で正義感の強い技術評論家による衝撃の告発。シャブコンをはじめとする恐るべき手抜き工事。僅かばかりの加水がコンクリート強度を半減させかねないと知って驚きました。さすがに高度な専門知識を持った方の書だけあって内容も具体的です。シャブコンのような悪質な手抜き工事が多くの現場で横行しているなんてショックです。でも阪神大震災で作者の正しさが証明されています。
老朽化の問題の深刻さにも驚きました。ライフサイクルコストに占める初期建設費の割合が僅かに2割程度に過ぎないとは・・・。人工知能による建物診断システムの構築に携わった方だけあって視点の鋭さには感心します。
慄然とする事実を突きつけられて驚かずに入られません。
■よく言われていることだが貴重な証言である 評価5 日付2005-05-13 噂ではよく聞く話である。しかし、身をもって告発することは当然ながら同じ業界に身を置く限りやりにくいものである。
筆者は退職して、作家として活動をしているわけであるから、ここまで表現できるのだろう。内容は非常に際どく記述されている。
では、この企業に限らず同業ゼネコンはどうなのだろうか。欠陥住宅も後を絶たないお寒い状況だが、これに続いて是非具体的事例を告発して欲しいものだ。期待を込めて星を付けておく。
■勇気のある告発 評価5 日付2004-12-26本書は人工知能研究科でもある極めて優秀な元大手ゼネコン社員が手抜き・欠陥工事など建造物の欠陥に関する恐るべき実態を勇気をもって暴露した作品である。
極めて重大な手抜きがあっても現場の所長ですら気付かない可能性がある、行政による検査は殆ど有名無実のものである、など現場の技術者でしか知りえない事実を詳細に暴露している。
著者が維持補修の第一人者であり、案外見落としがちな劣化についても素人にも分かり易く詳細に説明してあるのが印象的だった。維持補修費が初期建設費の五倍にもなるとは考え付く人は殆どいない。コンクリート建造物が十年でボロボロになってしまう話などは衝撃的だった。
公共事業に関する負担が一人当たり一億円にもなるとは驚きを禁じえない。しかも詳細に計算が記されてあるので嘘偽りは一切ない。
間違いなく建設業界に関する最も衝撃的な本と言えるだろう。
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